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「浦安の舞研修会」に参加してきました

2018年9月 2日

\「浦安の舞研修会」に参加してきました/

こんにちは。巫女の小布施です。

8月6~8日の3日間、長野県神社庁にて「浦安の舞研修会」が開催されました。

舞の由来や研修会の様子について、早速紹介していきます。

■■「浦安の舞」とは?■■

昭和天皇が、昭和8年(1933年)に詠まれた和歌

「天地(あめつち)の 神にぞ祈る 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」

を歌詞に、宮内庁で作曲振付された神楽舞です。

昭和15年(1940年)11月10日、皇紀2600年を記念し、全国の神社で一斉に奉奏されました。

この奉祝祭に合わせて国内はもちろん、朝鮮や台湾など海外鎮座の神社にも講師が派遣され、講習会が開かれたそうです。

現在でも神社のお祭りで奉奏される事も多い舞ですが、その由縁に時代の重みを感じます。

題名の「浦安」とは、古語で「心が穏やか」という意味です。

日本書紀にも「日本は浦安国(=心安らかで平和な国)」という記述があります。

和歌が詠まれた昭和8年、ドイツではナチス独裁が確立し、日本政府が国際連盟を脱退する(斉藤実首相が伊勢神宮に報告)など、戦争へと社会が巻き込まれていく中で、昭和天皇は、天の神、地上の神に、平和で穏やかな世の中になるよう祈られました。

■■舞具について■■

前半の扇舞では、檜扇(ひおうぎ)が使われます。

25枚の薄い檜の板が絹糸で綴り合わされ、松竹梅や鳳凰が鮮やかに描かれています。

両端には、6色の飾り紐と松や梅などの装飾が付いています。

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後半の鈴舞では、五色の緒の付いた鈴を用います。

古くは鉾鈴(ほこすず)が使われていましたが、神楽鈴を代用しても良いそうです。

鉾鈴は三種の神器を模しています。

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鉾(ほこ)の部分が草薙の剣、鍔(つば)の部分が八咫鏡、鈴が八尺瓊勾玉とされています。

一方、神楽鈴には上から3個、5個、7個の鈴が付けられています。

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こちらは稲穂を模しており、五穀豊穣の願いが込められています。

澄んだ鈴の音で邪気を払うとされています。

■■研修会の様子■■

今回の研修会には、県内の巫女さんはじめ、地域の子供に指導している方など約20名が参加していました。

扇や鈴の扱い方や基本的な所作はもちろん、二人舞の動き、出入り(参入・参出)の歩き方、最終日には四人舞の動きまで教えて頂きました。

7月に行われる深志神社の例大祭では、毎年二人舞を奉納しています。

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研修の中で四人舞を初めて見ましたが、その華やかさは圧巻でした。

普段奉仕する神社は各々異なりますが、4人の巫女さんの舞う姿は研修とはいえ真剣そのもので、合わせようとする気持ちがひしひしと伝わってきました。

*****

泊まり込みの研修の中で印象的だったのが、食前・食後の感謝詞です。

独特の節があり、皆で合わせて唱和します。

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どちらも江戸時代の国学者、本居宣長の和歌だそうです。

大地を育む神様への感謝を忘れずに、食事を頂きます。

口に出して唱えることで、自然と頭に残りました。

*****

研修中、先生から頂くアドバイスがとても参考になりました。

一人で練習していて何となく違和感のあった部分に対し、手首の傾け方や腰の落とし方など、ちょっとしたことですが、指摘通りに修正すると体がスムーズに動きやすくなりました。

舞う自分自身も、自然体のままで、気持ちが安らぐ舞なのだと実感しました。

また、「先生の雰囲気を盗みなさい」という言葉も印象的でした。

落ち着いた、品のある、穏やかな舞。

私もそんな風に舞えるように、練習を続けていきたいです。

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神様に喜んで頂く為の舞。

大切なことは、直な心です。

神社に戻ってからも、気持ちを込めて、

日々奉仕したいと思いました。

舞の習得はもちろん、それ以外にも

学ぶ事の多い、充実した研修会でした。

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